Kindle Fireのホーム画面を整理・機能制限・カスタマイズする
Kindle Fire タブレットを幾つか持っていると、家族用、プライベート用、外出時用など使い分けたくなります。
そんなとき、どうしても見せたくないものや使えないようにしたいアプリなどが出てきます。用途を絞った方がホーム画面もスッキリしますし、使いやすくカスタマイズしてみましょう。
- Fire 7, Fire 8, Fire HD 10 に対応。
アプリの整理は基本的なタブレットと同じ
ホーム画面のアプリ・アイコンの整理方法は簡単で、多くのタブレットと変わりません。
ドラッグで移動、アプリを重ねてフォルダ生成、アプリをアンインストールしたいなら長押しすればメニューが出てきます。
ホーム画面が縦にスクロールするのが特徴でしょうか(横には増やせません)。
Kindle Fireの機能を細かく制限しよう
さて、本題の機能制限へ行ってみましょう。
制限できること
主に Amazon コンテンツ・アプリの機能が制限できますが、次のようなものがあります。
- 商品購入(Amazonアプリ上での通販や新規アプリの購入などを含む)
- 本 (Kindle書籍の利用)
- ミュージック (Amazon Music)
- Amazonビデオ (Prime Video)
- ドキュメント
- アプリとゲーム
- 写真 (Amazon Photos)
- ウェブブラウザ (Amazon純正のSilkブラウザ)
- Eメール、連絡先、カレンダー
- カメラ
- Amazonマップ
- Alexa機能
- WiFi 設定の変更
- 位置情報サービス
- ビデオ・Twitchの再生
たとえば Amazon で買い物したりブラウザでネットサーフィンしたかったら、パスワードで解除しないといけなくなるわけですね。こういった箇所には個人的な情報が沢山ありますから、外に持ち出す場合や子供に渡す場合などに有効です。
設定方法
ホーム画面に並んでいる「設定」アプリを開き、個人 > 機能制限 の設定ページまで進みます。
ここで「機能制限」のチェックをオンにすると、多彩な制限がかけられるようになります。
オンにした際にパスワードの設定が求められますが、制限された機能を利用したり、制限を解除する際には、このパスワードが必要になります。
子供向けには使える時間帯の制限も
曜日、開始時間〜終了時間などで、端末が使える時間帯も設定できます。
深夜は使えなくすることもできますね。
「新しいアイテム」を非表示にしよう
ホーム画面には、最近購入したAmazonコンテンツ(本やビデオ)のサムネイルが大きく並んでいます。
これらはAmazonのコンテンツを毎日利用しているユーザには凄く便利な機能です。
もしコレが気になるのでしたら、次の方法で非表示にできます。
設定アプリを開いて、端末 > アプリとゲーム を選びます。
「Amazonアプリケーションの設定」に進み、 ホームページに新規アイテムを表示 のチェックを外します。ほぼアプリのアイコンが並ぶだけになるので、スッキリしますね。
位置情報をオフにするとバッテリーセーブになる
外出用の端末でバッテリーを長持ちさせたいなら、位置情報の機能をオフにしておくと効果があります。
ただ、そうするとGPSを使った現在地に基づく情報が得られなくなります。Alexa機能にもある天気情報や、現在地の交通情報などのレコメンドなどがそれに当たりますね。Kindle Fire はセルラー版がなく WiFi が使える場所での利用シーンを念頭に作られていますから、あまり気にすることはないかもしれません。
手順は次のようにします。
設定アプリを開き、端末 > ワイヤレスとBluetooth > 位置情報サービス を選びます。
ここで位置情報の全てオフにするか、特定のアプリだけオフにすることもできます。
フルで制限かけるとこうなる
ほとんどの機能を制限すると、ホーム画面はこんな感じになります。
Amazonミュージックや本・ビデオなどのアプリは消えていますし、ホームメニューには「おすすめ」「ホーム」しか表示されていません。もちろん「おすすめ」を開いてもAmazonで利用しているコンテンツが出てくることもありません。
機能制限で消えるAmazonのアプリは、削除されたわけではなく「隠れている」と考えると分かりやすいでしょう。制限を解除すれば表示されるわけですから。
ホームメニューの各種コンテンツへのショートカットも機能制限で非表示にできます
例えば機能制限で「本」に制限を掛けた場合、「本 (Kindle)」のアプリが消えるだけでなく、ホームメニューの「本」が表示されなくなり「おすすめ」の中からも「本」の情報が一切消えます。この辺りはしっかり徹底されていますね。
それでは快適なアマゾンライフを!