ダイニチの加湿器HD-RX517を分解掃除する

2019-11-20

毎年寒くなってくると、空気が乾燥し始め、加湿器の出番がやってきます。

うちの加湿器ダイニチの HD-RX517 (木造8.5畳/プレハブ14畳向け)は数年使っており、フィルターを交換しても風が匂うようになってきたので、使い始める前に分解掃除しようと思い立ちました。

太いネジでしっかりと組み立てられていますが、ネジを外してみれば意外にも簡単に封が開き、思っていたより手間が掛からなかったです。家庭用洗剤やウェットティッシュなどで安価に掃除できます。

幸い検索してみると機種は違いますがチャレンジしている人はいて、大変参考になりました。次の記事なんかは HD-RX517 に近い情報で助けられました。


※この記事を参考にしての分解掃除は、ご自身の責任のもとに行ってください。


用意しておくといい掃除用品、工具

  • ハイター(塩素系の匂いが気になる方は、酸素系漂白剤で代用)
  • ウェットティッシュ
  • 100均一の小さな台所用スポンジ
  • バケツ(4リットルくらいの大きさで充分)
  • エアダスター
  • 長いプラスドライバーと、マイナスドライバー
  • スパナ

底のネジを外す

電源コードをフタしている箇所のネジ1つ、底フタについているネジ3つを、それぞれ外します。
ここを外すと底部が2つに分かれるようになりますが一旦このまま。

吸気口のネジを外す

吸気口の隅にある4つのネジを、それぞれ外します。
ここのネジ穴は深いので、長いプラスドライバーが必要です。

上部のネジを外す

本体上部、取っ手のそばにあるネジ1つを外します。

揺らしながら箱を開いていく

底部がパカッと開くようになっているので、本体を揺らすようにすれば、側面などが外れてきます。
ほぼツメなどでハメこんであるだけです。

上部のパネルも外れるので、断線やツメが折れないよう気をつけてゆっくりずらしていきます。

ファンを封しているネジを外す

そして、ここからファンを取り出そうと思ったのですが、これを封しているネジが1本ありました。
上部パネル外したところに見えるこれです。

隙間が狭くドライバーが入りにくいうえ、力をいれてネジを回しにくいため、気をつけて。
私はドライバーを挟み込み何とかネジを外すことができました。

ファンのカビなどを洗浄する

ようやくファンが見えました。中央を六角ナットで固定しているだけなので、スパナで外します。
ファンは思っていたほど汚れてはいなかったのですが、ホコリがついていて少し黒ずんでいました。

このファンは内部で湿気をたっぷり含ませた空気を外に送り出すためのもので、作動中は常に濡れておりホコリがつきやすくカビも生えやすいところです。

バケツなどにハイターで薄めた洗浄水を作り、ファンを30分ほど漬けておきます。

ハイターは「次亜塩素酸ナトリウム」が主成分で、アルカリ性で殺菌・漂白作用があり、高い除菌能力があります。黒カビなども一掃してピカピカになります。衣類やキッチン用として100円前後で販売されています。直接手に触れないよう、酸性系の溶剤などと混ざらないよう、注意して扱いましょう。また酸化作用もあるため、金属類についてしまうと錆びます。作業中は換気もお忘れなく。

塩素系の洗剤のため、匂いが気になる方は酸素系漂白剤でもいいでしょう。若干洗浄力が落ちるくらいで、カビの除菌には充分です。

吸気口のフタを外す

さて、ファンの反対側の吸気口がまだ外れません。

多分底部が引っかかっていると思います。底部に3箇所あるツメを、マイナスドライバーなどでぐいっと押し込むと外れます。

空気の通り道に付いているホコリを除去する

ファンをハイターに漬けている間、他の箇所を掃除していきます。

吸気口からトレイに風を送り、トレイから湿った空気を吸い上げ、ファンに送って部屋の空気を加湿する構造となっています。なので、空気の通り道にはホコリが溜まりやすくなっています。端子部分に薬品などがつかないよう気をつけながら、できるだけホコリを取っていきましょう。

タンクから直ぐ上にある金属部分やケーブルには結構ビッシリとホコリが付いていました。
エアダスターがあれば吹き飛ばして楽に掃除できます。

金属部分を拭き上げる際はウェットティッシュなどの薬品を含んだ布は使わず、水を少し湿らせた布で優しく拭きましょう。あとはよく乾かすだけ。

ウェットティッシュで吹き上げる

開いたフタの表面などは黒くシミになっているかもしれません。ウェットティッシュなどで吹き上げ除菌。

ファンを洗いながし、乾いたら組み立てる

漬けておいたファンを取り出し、汚れが残っているならブラシなどで落として、よく水で洗い流します。そして風通しのよいところで乾かしましょう。

ファンは真っ白になりました。

全ての部品が乾いたら、外した順番に組み立てるだけです。ケーブルの断線やツメを折らないように注意しながら、全体のフタをはめ込んで閉じていきます。意外にグィッと押し込んでいっても大丈夫でした。

最後に底部のネジを止めて、電源ケーブルをフタで固定します。底部のネジは回すのが固くてネジ穴が潰れないか少し心配。底部が開かないように固定するだけなので、他の方法を考えても良いかも。

クリーニング完了。フィルタは新品に交換すると楽です

組み立てが終わったら、タンクとトレイも洗浄しておきます。

酸素系漂白剤を溶かした湯を洗浄水として使うとキレイになります。タンクは洗浄水をいれて振り洗い、トレイもスポンジで軽くこすり洗いしました。

抗菌気化フィルターは純正でも1400円くらいなので、1年ごとに買い替えています。

HD-RX517のサイズ違いの機種、HD-RX317・HD-RX717・HD-RX917も同じ手順で分解掃除できるかもしれません。公式サイトの写真を見たところ、外観のデザインや形はほぼ違いがなさそうです。

試運転してみたところ、吹き出す風の嫌な匂いは、すっかり消えていました。
これで気持ちよく加湿器を使って冬の乾燥を乗り切りましょう!